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  フランス不妊治療体験者インタビュー  
 
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──メンタルケアといった精神面も不妊治療には欠かせないと思いますが、妊娠にいたった経緯を思い起こしてみて、精神面が影響したと思われますか?
不妊治療のとき見つけた、日本のサイトがかなり役に立ちました。今はもう閉鎖したとおもわれます。 その時の仲間が私一人ではないという安心感をくれて。不思議なことに、これだけ苦労して出来た仲間の一人が妊娠すると、それが伝染するかのように、他の仲間も妊娠したというのが、何回かありました!
 
──妊娠期間、不安はありましたか?
羊水検査がでるまでは不安でした。その後は生まれるまで全くありませんでした。
 
──出産は普通分娩でしたか?会陰切開はされましたか?
硬膜麻酔で普通分娩です。会陰切開はしました。
 
──出産の感想を教えてください
当時、不妊治療をしていた仲間で、妊娠中不幸にもだめになったケースもありました。ですから合言葉は「真のゴールは生まれた子をわが胸に抱くまで!」でした。実際産まれてすぐ自分の胸に置かれた時は、もう感無量でした。 今の医学に感謝しています。
 
──フランスでは、産後の骨盤トレーニングのようなものを無料で受けられると聞いたことがあるのですが、
産後の女性の体をいたわるサービスはいかがなものでしょうか?
このサービスは85年ぐらいから始まったようです。産後の検診で産婦人科医から、処方箋をもらい10回無料で出来ます。やり方は膣に細長いビーカーを入れて引き締める。長い棒の先に低周波パルスのような物で筋肉を収縮させるものでした。 後は腹筋体操。30分のコースです。20年後の尿モレを防ぐそうです。
 
──不妊治療をしている人に対してどういうことに気をつけてあげればよいでしょうか?
実際のところ、体外受精を失敗したタイミングで友人から自然妊娠したという話を耳にしたり、子どもを見たりするのはつらかったです。逆にあまり気を使われるのもイヤですが、不妊治療による激太りやら、副作用でいつもどこかが調子悪いのを理解してほしいです。
 
──経済的負担はどれくらいでしたか?
フランスでは人工受精は7回まで、体外受精は4回まで保険が利くので無料です。ただし43歳まで。フランスでも年齢制限があります。 保険が利かなくなってからは実費でした。顕微授精が400ユーロ。1ヶ月の薬代2,500ユーロ。血液検査70-80ユーロ。医師に支払うお金が1,500ユーロなどその他もろもろ・・・最終的にどれくらいかかったのか計算していませんが、相当な金額はかかっていますね・・・
 
──2人目もチャレンジされたのですか?
はい。トライしましたが、できませんでした。 娘を出産後、担当医師から「危険だからこれ以上やらないほうがいい。命の保障がない。今いる子どものために生きなきゃいけない」とまで言われたのですが、3回体外受精にチャレンジしました。どうしてもあきらめきれなくて。 でもやはり年齢の壁は大きいようですね。37歳から卵子の質の違いを感じました。

最終的にかなりの量のホルモン剤を打ちつづけましたから、今後どういう影響がでてくるのかわかりませんね・・・
 
──不妊治療をされている方へのメッセージ
あなた一人ではないということ。仲間を見つけて、仲間の妊娠を心からおめでとうといえるように、なるまでとことん、愚痴やら質問やら励ましあいをしてください。 テレビなどでとても高齢の方の妊娠とか言いますが、あれは、本当にまれなこと。 体外受精成功率も、37歳までは30%ですが、40を過ぎると10%まで下がります。 20代、30代はキャリアづくりでも重要な時期ですが、妊娠できる期間は限定的です。
表面的には若く見えても悲しい事に、内臓はまだそこまで進化していません。ご自分の年齢を過信しないで、不妊は早ければ早いほど、途中休むことも出来ます。成果もやはりいいです。 妊娠出産は、女性の中において人生の期間限定のものです。後からあの時・・・と思うようでは遅いんです。悔いのないように。みなさんもおめでとうは、自分の子供をわが胸に抱いたとき!とおもって今の辛い治療も乗り越えてください。
 
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